令和六年春期田宮流講習会

令和6年4月7日町立松田体育館にて、田宮流心剣放光会主催講習会が行われました。田宮流の支部である横須賀市久里浜の神明会からは、9名が講習に参加致しました。

午前中は、組太刀(二人一組で撃ち合う剣術型稽古)『太刀態」の1〜3本の講習があり、撃ち掛かる人(打太刀/受太刀)と技を使う人(仕太刀/主太刀)両方の技を身につける様に教えて頂きました。

木刀や袋竹刀で安全に丁寧にご指導頂きました。こちらのお写真は、秦野支部K先生が写して頂き、お送り頂きまして、ありがとうございました。また師範先生方々にも色々と個々に手解きをして頂いて感謝しております。

お昼は美味しいお弁当を頂きました。午後は田宮流居合術の奥居合である、「虎乱の巻」の形を大まかにご説明頂いて、神明会のメンバーも興味深く学ばせて頂きました。この「虎乱の巻」はかつて目録を終えて師が選んだ者のみに稽古を許された「流派にとって至極の剣技」とされていましたので、どの様な状態からでも自在に刀を操れる程の剣技が無ければ研鑽して行くの難しいとされていました。現代では田宮流居合術を稽古される人口が減り、次世代にこの技が伝わらず、無くなってしまうのではないかと危惧されている状況ですので、形だけでも知っておいて欲しいと宗家のお話が心に響きました。今後も流派の形を心して精進していきたいと思います。

講習会の終わりに各自演武を行い締めくくりとなりました。

帰り道、みんなで平塚のハンバーグレストランさんで晩御飯を食べながら、今後の神明会の役員を決める話を相談して会の発展を願い解散となりました。新規役員の皆様今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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