令和5年田宮流講習会・昇段審査

令和5年11月19日に田宮流居合術講習会・昇段審査が行われました。今回は初参加の皆様のレポートを掲載させて頂きます。

初めはH・M剣士のレポートです。

朝夕の冷え込みが強くなり、冷たい空気が身を引き締めてくれる令和5年11月19日。目の前には河原一面に黄金色のススキが揺らめく松田町立体育館で令和5年田宮流居合術講習会及び昇級審査が行われ、初めて参加させていただきました。 

 午前中は講習会が行われ、初心者の私たちにも分りやすいように1本目から6本目までの型の解釈やポイントを教えていただきました。

 仮想敵を実際に立てての練習はMさんがよく神明会の練習でも取り入れて下さっている練習方法のひとつですが、打太刀・仕太刀共に実際やってみると打太刀の難しさが分かりました。そして型の意味、所作における注意点、残心の意味などが分かりやすく大変勉強になりました。また、宗家直々にアドバイスいただけたことは非常にありがたく貴重な体験でした。

 講習会の最初に宗家が仰ってらした「決して驕らず、満足せず追求し続けること」「死ぬまでが修行であり終わりはない」という内容は特に心に残り、居合だけでなく今後の生き方として持ち続けたいと思いました。

 午後からは午前中の講習の続きを少し行い、昇級審査となりました。

 審査前の最終調整の練習では、道場に関係なく色々な先生にご指導いただけ、とっても暖かい流派であることが嬉しく感じました。審査では宗家にアドバイス頂いた「誇示することなく、少しゆっくり過ぎるかなと思うくらい丁寧に振る」を心に留め挑みました。そのお陰か、普段以上に肩肘の力を抜き実技ができたように思えます。

 自分の実技が終わり、昇級昇段審査、全員演武では他の会の方々の型を拝見し、会によっての解釈の違いや重点の違いが垣間見れ勉強になりました。その中でも同会の先輩方の型は美しく、神明会の方向性が私にとっては合っていると認識でき、改めて入門できたことをありがたく思いました。

 最後に、入門した時から色々とご指導いただいたS先生、A先輩、M先輩、Y先輩、諸先輩方、誠にありがとうございました。結果はまだわかりませんが、これからも同期の仲間と切磋琢磨し稽古に励みたいと思います。今後とも変わらずのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。    H・M剣士

2023年11月19日、田宮流居合講習会および審査会へ初めて参加いたしました。

1級受審の緊張状態の中、講習会から始まりました。講習会では、想定敵との間合いの取り方を学び、普段の稽古において自分が想定敵をイメージ出来ていなかったこと、また敵との間合いは思っているよりも近く、その間合いの中で如何に無駄なく動くことが必要か、を知り大変勉強になりました。

審査会は、帯刀した状態から始めることになり、普段の稽古と違った状況で正直焦りました。「礼法を終えたところから稽古どおりに演武すれば良い」と自分に言い聞かせて審査に臨めたことは、稽古で学んだ精神の鍛錬の賜物かと思っております。

S先生を始め、前日の模試でMさん、Yさんにご指導いただいた点を意識しながら5本の演武を行いました。普段の稽古とは違う環境と多くの会員、宗家、諸先生方々に観られながらの演武は緊張もしましたが、楽しみながら行えたことも良かったと思っております。

宗家のお話にありましたが、今後も稽古および日常生活の中で心身の鍛錬を行い、日々修行に精進して参ります。  Y.I剣士

僕は、居合を始めて約一年が経ち、初めて審査会を受けました。  

初めての審査会で一番心に強く残った思いは、「なぜ いつも失敗しない所で、失敗したのだろう」と言う思いでした。

刀が引っかかって、抜刀出来なかったり、技の形を間違えてしまったり、本番(審査)の時、合格するかすごく不安でした。

自分の本番(審査)が終わり他の人の本番を見ていた所、他の人の技がとても綺麗でした。その技を見て、「早く他の人に追いついて、多くの技を覚えて強くなりたい」と思いました。       T.K剣士

皆様レポート有難うございました。余裕が出来たら他の支部の方々とも交流して行けるといいですね!

講習会で6本目の技を実際に掛けてみると言う稽古です。

初段審査のS剣士

二段Y剣士。力強い演武でした流石です!

T宗家、S先生講習で色々と教えて頂き有難うございました!

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