田宮流居合術 技の特徴

田宮流居合術は、表之巻十一本(基本技)及び虎乱之巻十四本(奥居合)から構成されます。

基本技『表之巻』全11本

田宮流居合 基本技「表之巻」全十一本

礼法や刀の差し方抜き方納め方、下緒捌き、歩行、呼吸法を含む基本の剣理刀法を学びます。
緩急強弱や序破急という呼吸を身に付け繰返し精進します。表之巻の一部を動画でご覧下さい。

《一本目》
稲妻 -Inazuma-

《三本目》
除身 -Yokemi-

《四本目》
廻掛 -Mawarigakari-

《六本目》
柄外 -Tsukahazushi-

《七本目》
突留 -Tsukitome-

《八本目》
白浪 -Shiranami-

《十本目》
追立 -Oitachi-

《十一本目》
嶺上 -Chojou-

奥義技『虎乱之巻』全14本

田宮流居合 奥義技「虎乱之巻」全十四本

田宮流における「至極の業」及び「奥儀」
目録を終え、師のめがねにかなった者のみが稽古を許されます。迅速精妙の域に達する様鍛錬しなければなりません。虎乱之巻の一部を動画でご覧下さい。

《一本目》
刀合切 -Togousetsu-

《六本目》
富士山 -Fujisan-

《九本目》
陰転切 -Intengiri-

《十二本目》
飛鳥 -Hichou-

組太刀『太刀態』打刀(中太刀)
「七種の形」「脇差三種の形」計10本

技を使う者(主太刀)と受ける者(受太刀)の二人一組で行います。
目測三間(5m50cm)の距離から受太刀が攻撃を仕掛け、主太刀が技を使い稽古します。実際に身体には刀を当てず(寸止)触れるか触れないかで止めます。太刀態の一部を動画でご覧下さい。

太刀態 -Tachitai-

動画では危険を避ける為、軸をずらしたり距離を置いたり、実際の技と斬る部位がやや異なる映像も含まれています。
実際の稽古は基本的に自己の等身大(仮想敵)に対して行いますが、本動画では、技が分かり易い様に設対者を付けて撮影しております。