横須賀市久里浜で田宮流居合術の稽古をおこなっている神明会に在籍されていました。Mr.EMさんは、オランダに帰国されてから、S先生の動画による遠隔地指導の元、オランダに帰国後も田宮流の稽古を重ね、オランダ同好会を立ち上げられました。今も神明会を名乗りオランダ同好会として活動され、仲間も増えて日本の神明会よりも活発なのでは？と思えるくらい人数も増え盛況との事。日本の古武道をオランダというヨーロッパの地で理解され愛好していただける人々がいらっしゃる事に敬意を表したくなります。
現代の日本人よりも伝統的な古武道の精神や文化を理解されて、その価値を見出して頂いているのに驚きを隠せません。私個人の意見ですが、礼節や思いやり、気遣いなどもオランダの文化は、日本に近いような、イヤ、現代日本人が忘れてしまった礼節を重んじる人々なのかなとも思えてきます。
今回は、オランダ同好会さんに稽古場所を提供してくれていますジムのオーナーのMr.Rさんが、ブログで語られた記事を翻訳して掲載させて頂きます。
Mr.Rさんは色々な武道の有段者ですが、日本の古い剣術（居合術）は経験がなかったので、田宮流居合術を始められ感じた事を記事にされています。
以下翻訳です。
成長と調和を受け入れましょう 。仕事としても個人としても、私の人生を劇的に変えた個人的な事について共有したいと思います。 ビジネスコーチとしてさまざまな格闘技に生涯情熱を注いでいた私は、経営者ならではのトラブルに巻き込まれることが多く、ジムの収益を継続するために愛する人との貴重な時間を犠牲にすることもありました。 しかし、人生には私たちを本当に必要なものへと導いてくれる素晴らしい方法があります。 私にとって、その導きは、日本古来の武道である田宮流居合術の形で気付かされました。 他の分野ので武術では修士号を取得していましたが、謙虚に全くの初心者として田宮流居合術の道に足を踏み入れました。 私の動機は……生活の喧騒の中で、より心の平和を求めるという欲求です。 田宮流居合
術の稽古を通して、私は心の平安と集中力を発見しました。 この芸術の構造的で瞑想的な性質は、頭の中で絶えず続くおしゃべりを沈黙させ、行動を促し、今の瞬間によりよく同調できるようにするのに役立ちました。 この新たな認識により、集中力が向上しただけでなく、仕事上でも個人的にも、より果敢に行動できるようになりました。 私が田宮流居合術の魅力を感じるのは、それが身体的テクニックを超えていることです。 それはあらゆる運動の根底にある深遠な哲学です。 心、体、剣の調和の追求は私に深く共鳴し、道場を超えて人生への総合的なアプローチを提供します。 私は田宮流居合術の技を磨き、その原則を生活のあらゆる面に組み込むことを決意しています。 私は、この訓練が私の身体的能力を強化するだけでなく
、精神的な回復力と魂の幸福も養ってくれると心から信じています。 この充実した事を続けるにあたって、私の指導者であるMr・EM氏のご指導、日本の道場からのサポート、そして仲間の生徒たちのサポートに非常に感謝しています。 安心して自分自身を見つめ、今最も役立つものを見つけ。 自分自身の人生と、切っても切れない他の人の人生を豊かにするために、この技を習得する方法を見つけていきたい。 Mr.Rさん
ちょっとオランダ語の翻訳が上手く無いかも知れませんがニアンスが違っていたらスミマセン！一応ご本人の許可を頂いております。
この記事を拝読した所、共感すべき点が多々ありまして、現代日本人よりも日本人？っぽく、武士道精神を感じました。
Mr.RさんMr.EMさん並びにオランダの皆様、田宮流を愛好してくれてありがとうございます。
コメント