
日本古武道振興会は昭和十年に貴族院、法務大臣、伯爵などの古武術有識者と武道各流派の代表者により結成されました。戦後財団法人は解散され、現在は各流派の任意団体になりました。日本の伝統文化財である伝統古武術の保存と振興を目的にし各地で演武大会が開催されています。今回は11月3日の明治神宮にて90周年大会が行われ、神明会からはS先生と私が参加させて頂きました。

今回の大会では69流派参加者423名が演武を行い、祝賀会は250名ほどが参加。

外国からの観客が多く、流鏑馬に参加する馬が隊列で移動し、多くの歓声が上がっていました。田宮流居合術は、稲妻、押抜、除身、胸の刀、柄外、刀合切の6本を7分間で演武いたしました。演武終了後、明治記念館へ移動し、90周年祝賀会がおこなわれました。

前回の80周年大会は、中野サンプラザホールで開催され大会と祝賀会にも参加させて頂きましたが、月日が経つのは早いです。各流派の先生方も次期後継者を伴って参加されている道場の方々や次世代の育成に苦労されている流派もあり、古武道の灯を灯し続けて行くのは大変な事なのだと思いました。私も微力ながら、日本の伝統である古武術振興の灯を心に灯して日々の稽古に精進して参りたいと思います。

*今回は田宮流居合術 柏支部のU様が応援に来て頂き撮影していただいた画像を使用させていただきました。有難うございました。
*動画は田宮流居合術柏支部様よりリンクを提供いただきました。ありがとうございます!


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